トップ > HID取り付け > ヘッドライトにHIDを取り付ける際の注意点 ヘッドライトにHIDを取り付ける際の注意点
ヘッドライトにHIDを取り付ける予定の場合、色々な問題に直面してくると思います。今回はヘッドライトのHID化の際の注意点をまとめました。 是非、購入前に確認をしていただければと思います。 バルブ形状の確認適合表などでバルブ形状を確認し、現車のバルブ形状と一致していてもハロゲン球とHIDバルブではバルブの長さが異なる可能性がございますので、バルブの長さの確認が必要です。 あまり事例はありませんが、たとえば「プレリュード」というお車の場合、H1が取り付けられていますが、シェードにバルブが干渉する為、取り付けができない情報がございます。 ※シェードというのは、光の配光を調整するもので取り付けられている車種もあります。 バルブの長さの確認、何かバルブに干渉するものが無いかの確認してください。 また、この事例も稀ですが、ウォッシャータンクなどの部品に後方部分が干渉する為、確認が必要なお車がありますので、後方部分のスペースの確認もされた方がより安心かと思います。 HID取り付け時での注意点もっとも注意が必要なのはバラストの取付位置になります。取付位置をまず決る必要があります。 なぜかというと、バラストの位置を決めずに取り付けを行った場合、配線の取り回しに支障をきたす可能性がありますので、リレーハーネスの取り回し、バルブとの接続を考慮した上で、バラスト取付位置を検討してください。 また、バラストは電子機器となりますので、熱を持つ部品となります。高温になる箇所への設置は必ず避けてください。 ブランド毎にバラストのデザインは異なりますが、fclの場合は、バラスト前面に独自の特殊加工が施されているため、放熱性に優れています。 それを最大限に発揮できるよう【 前面にスペース 】を設けた取付を行って頂ければと思います。 ただ、それぞれブランド後にバラストのデザインは異なりますので、バラストの設計にあった取り付けを行って頂ければ大丈夫かと思います。 バラストの位置を特定すること。高温になる箇所への設置は避けること。 上記の内容が特に重要ですので、取り付けの際は気をつけてください。 また、バラスト自体には、シリコンを注入してバラスト内部の防水処理を施しておりますが、カプラーは防水処理を行っていないので、水のかからない工夫が必要となります。 たぶん思いつくのが、防水テープでカプラーをぐるぐる巻きにすれば、いいんじゃないの。という意見があがってきそうなので、お応えしますと、防水テープで処理をするのは良いのですが、完全ではありません。 たとえば、よく当社に片側が不点灯で返ってくる商品を見るとカプラー端子の錆が影響して不点灯の商品がいくつかあります。 防水テープを巻くことにより水分が逃げ場を失い、カプラー内で貯まってしまうので、錆が進行してしまい導通が悪くなることが原因です。 なので、極力テープでぐるぐる巻きにするのはやめていただき、対策としては、水が入らないようにカプラーを下向きに設置してください。 ※電源〜バラスト間のカプラーを下向きに取り付ける工夫 水の浸入を防ぐには、この方法が一番いいと思います。 また、配線の向きによっては水がつたって入ってくる恐れがありますので、下記のように配線を束ねるようにしていただければ、更に、水の浸入を防ぐことが可能です。 取り付け時に行って頂ければと思います。 取り付け時のカプラーの向き。配線の向き。 今回はヘッドライトでの取り付けの注意点としてあげましたが、フォグランプのHID化の際も上記のことは、注意していただきたい事項になります。 ぜひ、参考にして頂ければと思います。 【カテゴリー一覧】
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