LEDとHIDは、発光方法が異なりますので、LEDに関しましては、
現時点で配光がきちんとでない場合があります。
ちなみに、あなたのLEDは、きちんと配光出ていますか?
出ていない場合は、LEDの発光方法を理解し、今後の商品選びにご活用ください。
それでは、発光方法の違いについてこれから、お伝えしていきます。
LEDとHID、ハロゲンの決定的な違いとして、
「LEDは、照射角度が決まっている」といえます。
HIDやハロゲンバルブの場合、
約360°光を照らすことが出来ますが、LEDの場合は、最高で180°近くまでしか、照らすことが出来ません。
●配光イメージ
※360°照射のHID
※最大180°照射のLED
上記の配光イメージ図でも、分かるようにLEDは、前方向・上方向・下方向と光らないので、HIDやハロゲンとは異なり「配光がうまくされない箇所」がどうしても発生してしまいます。
たとえば、真ん中部分は、照らされていないなど。
全てのLEDとは限りませんが、そういう傾向が強い発光の仕組みとなっています。ただ、LEDバルブの場合でも、HID・ハロゲンと同じ様に「点」で発光することが出来れば、純正の配光により近くすることが可能です。
LEDヘッドライトなどに使用される大光量チップは、どうしても大型化する傾向があるので、
純正の様な配光を目指すためには、元々のバルブの発光点近くにLEDチップが採用されていること、
360℃照らす構造のLEDバルブなら、きちんと配光は出ると思いますし、そういう商品を選ぶ必要があります。
※ルーメン数が高くても、上手く配光されないと光が拡散してしまい、暗く感じてしまいます。
また、車検を通過することも難しくなりますので、明るさよりも、配光が綺麗に出ているかが
重要になってきます。(リフレクタータイプ)
まとめ
HIDやハロゲン球は360°照射のため、配光がきちんとでますが、
LEDは、チップでの発光となるので180°照射が限界となります。
したがって、うまく照射されない個所がでる可能性が高くなります。
商品を選ぶ際は、ハロゲンと同じ発光点にLEDチップが設置されることと、
360°照らす構造のLEDをお選びすることをおすすめします。
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